こんにちは。
アラフォーおひとりさま会社員のみくりです。
上場企業でマネージャーとして働いています。
私は小田桐あさぎさんが主宰するマインド講座「魅力覚醒講座」を18期・20期と受講していました。
その課題図書でもある「女子とお金のリアル」について書いていきます。
2023年6月、魅力覚醒講座18期を卒業した
ある男友達と二人で居酒屋で飲んでいた時に、最近マインド講座に入っててさ~と話したときに「え、、マインド、、、やばくない、、? 大丈夫、、、、!?」と露骨に心配されましたよ。
うん、なんとも怪しい響きですよね。
どちらかというと合理主義でロジカルな私。たいていの女子が好きな占いも、あまり興味がありません。
その男友達は明らかに怪訝そうな顔をして、「こいつ、マインドとか言い始めたよ・・・」って思っています。まぁそんな怪しい講座の実態についてはこちらの記事をご覧ください。
私が小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座を受講したのは18期、2023年2月‐6月までの4か月半の間です。自分のマインドを整えることに集中し、無事に卒業したのでした。
あさぎさんは見た目がとにかく派手でキラキラを通り越してギラギラしており、私はその雰囲気が正直が苦手だったのですが、卒業記念パーティにはちゃっかり参加しました。普段着で。派手な格好をしている人もいたけど普通に楽しい飲み会でしたw
2023年9月、魅力覚醒講座19期は受講しなかった
数か月のインターバルをおいて、23年9月には魅力覚醒講座19期の募集が始まりました。
この講座はすでに受講した人もOG生として再受講することが可能で、リピーターが非常に多いのが特徴です。
一緒に受講していた同期や、グループのメンバーの中にはOG受講をソッコーで決めている人もいたのですが、私は再受講はしないと決めていました。
魅力覚醒講座19期をOG受講しなかった理由
なぜなら、講座のカリキュラムは毎回ベースは同じです。未知体験をするのは大好きだけど、同じことの繰り返しはあまり好きではありません。
やることが同じであればわざわざ高いお金を払う必要もないし、復習なら自分一人でもできるし、べつに講座に属してなくてもいいな、と思ったのです。
また、2023年5月には私はある事実を知っていました。それは、2023年中に小田桐あさぎさんが私が住む福岡を訪れて、講演会を実施するということ。
本物のあさぎさんに会えるチャンス!
魅力覚醒講座18期までは小田桐あさぎさんに質問をすると、Facebook上のコメントで回答をしてくれていました。しかし、基本、ドバイ在住でタイ・韓国など世界を駆けまわるあさぎさんに、講座生はリアルで会うことはできません。
しかし、2023年に限っては、数年ぶりに書籍を出版することもあって、そのプロモーションのために日本に帰国し、各地での講演会の実施が決まっていたのでした。
その書籍が、「女子とお金のリアル」。
クラウドファンディングをしたり、JRの車内広告やTVCMもやっていたので、目にしたことがある人もいるかもしれませんね。残念ながら私が住む地方では、CM放送はありませんでしたが。
まぁそれで、興味本位で本を買っていて、ちょうど実家へ帰省するタイミングもあり、
帰省のお供に実家に持ち帰って読んでいました。
ついでに、1‐2日で読み終えるライトな内容だから私のスーパー母ちゃんにも読ませてみたのです。
私の母はアクティブシニア
母について
私の母はいわゆるアクティブシニア。
その中でもランクがあるなら間違いなくトップレベルのスーパー・パワフル・アクティブシニアです。そして、本人には一度も言ったことはありませんが、母のことは実はわりと尊敬しています。
めちゃくちゃハッキリしていて、竹を割ったような性格の母。
子どもの頃は私のちょっとぽっちゃりした友達に、「⚫︎⚫︎ちゃんは肥えたねー!」って言ったりして、私が「そんな失礼なこと言わんで!」と怒って喧嘩になったりしたことも。
さらに、母は今は趣味が登山だったりするのですが、本の数か月前でさえも、その登山仲間のおじさんと口喧嘩をして泣かせたと武勇伝を語っていました。
幼い頃は、両親の夫婦喧嘩が絶えず、母はよく近所の祖父母の家へと家出していました。
看護師だった母は夜勤も頻繁にあって、3人兄弟の末っ子の私は寂しい夜を過ごすことも多くありました。
母は、病院での看護師の仕事の愚痴もよく家族に話していました。仕事では周囲とけっこう衝突していたようで、何度も病院を変わっていました。
しかし、最近になってそんな話をしていたら、実はその病院を辞めた理由も
自分が大切にしたいことを優先していたからだと知りました。
一度目の転職(病院変更)は3人目の私を産んで、育休明けで仕事復帰した直後でした。
幼ない子の子育てをしている身では夜勤はできないと言っていたのに、上司から夜勤を強いられたことが原因です。
初めは耐えていたけれど、「やっぱり無理です!」と言って辞めたそうです。今から約40年前の話だけど、今以上に昔はワーママに厳しいですね。
2回目の転職(病院変更)はいろんな研修に参加したいと訴えても、なかなか聞き入れてもらえなかったからだと言っていました。自分で学びたい研修を探し、休みの日に自腹を切って県外や地元で行われる研修に参加していたらしいのです。
病院内でのプロジェクトにも多数手を挙げたけれど、選ばれずに悔しかったとこぼしていました。
そしてこれは私も最近知って、とても驚いことがあります。
かれこれ30年くらい前、当時から福祉の施策が進んでいたスウェーデンでの海外視察研修への参加者を市が募集していて、それにも母は手を挙げたそうです。
そのスウェーデンへの海外視察はなんと3ヶ月間。
当時、3兄弟で1番下の私は10歳。
1番上の兄(当時17歳)は行ってきたら?と肯定的でした。
だけど、父が許さなかった。
父はこんな言葉を言い放ちました。
「お前がいない間、俺の食事はどうなるのか」
‥‥絶句‥‥。
そこさ、せめて子どもたちのごはんの心配じゃないでしょうか。自分のメシの心配かよ!よく捨てられなかったよ。お父さん。。
この父の発言に関しては母はいまだに恨んでいました。
それで、クソー!と、紆余曲折ありつつ病院に掛け合っても自分のやりたいことができないなら、自分でやる方がいいな、と一念発起。病院を辞めて、当時は珍しかったNPO法人の簡易老人ホームのようなものを自分で立ち上げたのです。
普通のおばちゃんだったのに大学に呼ばれて講演とかしてたんですよ。すごいですよね。
そして、海外旅行のツアーに一人参加しては友達を作って帰ってきてさらにそのお友達と国内外問わず、旅に出ることもありました。
今も2ヶ月に一回くらいは1週間くらいで1人で国内の友達を訪ねて出かけています。
私が大学生になって実家を出てからは、母が旅行で家を空けるたびに1番時間がある私が、帰省して父のご飯を作らなければいけませんでした。
「なんで私が!」と当時は不満もあったのですが、母も父と2人きりでは息が詰まることもあったのだろうな、と想像しています。
そして、私の父は2年前に他界しました。
父が亡くなった時、母親の友達がたくさん手伝いにきてくれました。
気落ちし、ご飯も食べられなくなり、次第に痩せていく母を支えて励ましてくれた母の友人たちには本当に感謝しています。
私は生まれて初めて、あんなに衰弱した母親の姿を目にしました。私たち子どもにはよくわからなかったけれど、夫婦の愛情ってあるのだなとしみじみと兄弟で語ったものです。
そんな母も父が亡くなって半年後には、国内旅行に出かけられるくらい回復しました。
1年半後にはかねてから行きたいと言っていたスペインのピレネー山脈に、一人ツアーで参加していました。
2024年になってからは、私が知っている限りでこれだけの旅行に行っています。たぶん他にも小旅行はきっとあるでしょう。
- 流氷を見に北海道へ
- お友達とベトナムへ
- 登山仲間と長野へ
- 私とタイへ(藤井風君のライブに行きます!私だけ)
- 12月にはアメリカニューヨークへ
元気で何よりです!
そしてそれだけのお金もあるんですよね。
私の母は、自分のやりたい気持ちに正直にまっすぐに行動ができる、そんな素敵かぁちゃんです。(ちょっと恥ずかしい)
女子カネを読んだ母の感想
自分の欲に忠実に生きてる母も、もしかしたら小田桐あさぎさんに結構共感するのでは?と思い「女子とお金のリアル」を読ませてみました。
ー---その感想は
今の人はいいね、いろんな選択肢があって。
自分のやりたいことやるのが一番だよ。
というあっさりしたものでした。
お金がどうとか、我慢がどうとか、欲望がどうとか、変にこねくり回して考えても
結局は「自分のやりたいことをやる」。最終的にはこれに着地し、これって実は真理なのでは、と思いました。
目から鱗!とかそんな感動は私もしていないのですが、今の時代よりもはるかに我慢を強いられていたであろう母親世代からすると、小田桐あさぎさんの自由な生き方は、母が若い頃に求めていた姿なのかもしれません。
母の感想に、「あぁ、そうだよね」と妙に納得してしまいました。
2023年11月、女子カネ出版記念講演会に参加した
11月のある日、私はリアルの友達を誘って、「女子とお金のリアル」の出版記念講演会に参加しました。私が小田桐あさぎさんの講座を受けていたことは伏せていて、「インフルエンサーの講演会があるから一緒に行こう」と軽いノリで誘いました。今もなんだか恥ずかして打ち明けていません。
そして、その感想は・・・
場のエネルギーがすごすぎました。
初めて見る、生の小田桐あさぎさんは、想像していた以上に綺麗な方でした。そして、リアクションが大きくてかわいいのです。女はリアクションが大事だな、なんて感想を持ちました。
しかし、その講演会の運営スタッフの方にはピシッと指示する瞬間も垣間見えました。こういう社長っぽいところもあってこそ、うまくビジネスを展開し、運営できているのだろうなと感じました。
ついつい、そういう目線で見てしまいます。
あさぎさんご本人のエネルギーもさることながら、約200人もいる参加者のエネルギーがまたすごいのです。周りのエネルギーの大きさにあてられてしまい、講演会から自宅に帰り着いた途端に私はぐったりとソファに倒れこんでしまいました。
我慢はいろいろと手放していたので、心や時間の余白はあったはずなのだけど、たった2時間弱の講演会でどっと疲れてしまったのです。講座でも学んだはずなのですがもっと「手放し」が必要だと痛感しました。
講演会は体験型というのでしょうか。
お隣の方とワークに取り組む時間があり、私は隣に座った友人とペアワークを行いました。
ワークのお題は
1,000万円が手に入ったら何に使うか?
家族や友人を旅行・ホテル宿泊に招待する
大勢でゴルフにいける大きいSUV車を買う
願うものは実現するから、今週末にでもそれを叶えてみましょうと言うあさぎさん。二人して顔を見合わせて、買えないことはないけどムリー!!という私たち。
車は安くても500万円はするけどローンを組めば確かに買えます。
また、小田桐あさぎさん御用達のホテルはリッツカールトン。リッツカールトンの最安宿泊料金を調べたら、1泊10万円もしました。額面だけで言うと、払えなくはありません。
でも、まだ、私にはその額を1泊で使う勇気はありません…。
というわけで、ファーストステップとしてリッツカールトンのカフェにいってみようと話しました。カフェと言っても、高いのです。
・コーヒー 一杯1,500円
・ペプシコーラ 一杯1,100円
ただ、一流のサービスを体験してみたら何か感じられる世界があるのかもしれません。
現時点ではまだリッツカールトンのカフェには行けていないので、早く計画を立てなくては💦
小田桐あさぎさんを初めて見て、直接お話を聞けたのはもちろん良い体験でした。
私が座った席は前から4列目。あさぎさんとの距離も近く、ばっちりお互いの視線が合います。でも正直にいうと、内容は講座の方が濃いなぁと感じたのも事実です。
4-5か月で数十万円する講座と1時間ちょっとで一般席8,800円の講演会。差があって当然ですね。
だから最近はまた、18期の講座アーカイブを繰り返し視聴して、復習をしてあさぎさんの教えを再インストールしているところです。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
本の感想を書こうと思ったのに母の話がやたらと長くなりました。
少しでも女子カネ、そしてあさぎさんのパワーが伝わればいいなと思います。
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