お金の不安を減らすために、まず学んで動いてみた話

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みくり
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皆さんこんにちは。アラフォーおひとりさま会社員のみくりです。
私の自己紹介はこちらをご覧ください。


「将来のお金、なんとなく不安だけど、何から始めたらいいのかわからない」

そんな風に感じたこと、ありませんか?

私自身、実はここ数ヶ月、保険の見直し、楽天経済圏への移行、NISAのスタートなど、けっこういろんな“お金のこと”に取り組んできました。
そして最近、改めて初心者向けのマネーセミナーに参加して、点と点がつながるような感覚がありました。

今回はその学びや、私が実際に動いたこと、そしてこれからどうしていくかについてまとめてみようと思います。

FIRE(Financial Independence, Retire Early)をめざす道のりのひとつとして、何か参考になるところがあればうれしいです。


マネーセミナーに行ってみた

きっかけは「なんとなくの不安」から

最初のきっかけは、「私、いろいろお金のこと勉強してるけど、正しい行動なのかな?」という自分の行動への漠然とした不安でした。

お金のことって、学校でもちゃんと教わらないし、家族や友人とも深く話すことが少ないですよね。
だからこそ、ネットで知識をつまみ食いするような状態になりがちで、どこか落ち着かない感覚がずっとありました。

そんなときに見つけたのが、「初心者向け・女性のためのマネーセミナー」。
堅苦しいイメージがあったけれど、思い切って参加してみたんです。

人口減少と経済成長の関係にハッとした

セミナーの中で特に印象的だったのが、「日本の経済成長が他国より鈍化しているのは、人口減少が大きな理由のひとつだ」という話。

労働力人口が減ると、当然、企業の生産性にも影響が出るし、そもそも物やサービスを買う“消費者”も減る。
だから企業の投資意欲が下がり、経済が成長しにくくなる。

社会保障費が膨らんで、国の財政も厳しくなるなかで、国の支援だけに頼れない時代がもう来ていることを実感しました。

「なるほど、だからNISAやiDeCoが出てきたのか」と、これまで点だった知識が線になってつながった瞬間でした。

「国はもう守ってくれない」時代の自助努力

セミナー講師の方が言っていた一言が刺さりました。

「“将来の自分”に仕送りできるのは、他の誰でもなくあなた自身です」

まさにその通りだと思いました。

老後資金、病気やケガへの備え、仕事を辞めた後の生活…
そうしたことを“人任せ”にするのではなく、自分の力で少しずつ整えていきたい。そう思うようになりました。


この2ヶ月でやったこと

じゃあ私は何をしたのか?
ここ2ヶ月で取り組んだことを振り返ってみます。

楽天経済圏へのシフト

まずは、楽天経済圏への移行。
銀行口座、クレカ、証券口座を楽天系で統一して、ポイントも貯まりやすく、投資にも回せるようにしました。

一見「お得活動」っぽく見えるけど、実は自分の資産状況を一つの窓口で見える化できるのがとても良い。
日常の支出と投資がゆるやかにつながる感覚があります。

保険と預金の見直し

大きなテーマだったのが保険と預金の見直し。

・ネット銀行に預けている定期預金→普通預金へ一部資金移動
・外貨建て保険について見直し&今年分支払い完了

正直、一度に数百万円を動かすのはドキドキでした。
でも、「このお金、今どう動かせば自分の未来にとってプラスになるか?」と考えて行動したことで、スッキリした感覚がありました。

NISAスタート!投資の内訳と考え方

2024年から新しくなったNISA制度にも乗っかって、世界やアメリカの主要な株式に分散投資できる商品を選び、つみたて&スポットで投資中。

このあたりも、完全に最初から理解していたわけじゃありません。
正直、やりながら覚えていった感じ。

企業型DCの見直しも完了

勤務先で加入している企業型確定拠出年金(DC)も、商品の見直しを実施。
こちらは、積立額は変えずに、より運用効率のよい商品へ変更しました。


「行動してから学ぶ」が私のスタイル

とりあえずやってみて、後から整理するタイプ

私って、どちらかというと“調べまくってから動く”タイプではなく、
「とりあえずやってみる → 疑問が出る → 学ぶ →整える」みたいな動き方なんです。

だから、情報の流入量が多くても、自分の中で点と点がつながった瞬間に一気に理解が進む。
今回のセミナーも、その一つでした。

動いたからこそ、点と点がつながる

たとえば、なぜNISAが生まれたのか?
なぜ外貨建て保険を勧められるのか?
なぜ“楽天経済圏”が流行るのか?

それぞれはバラバラに知っていたけど、実際に体験しながら学んだことで、「ああ、そういうことだったのか」と腑に落ちました。

これは推し活にも通じてる話

ちょっと余談だけど、これって推し活にも似てるなと思っていて。

好きになったからこそ、その人の背景や作品、活動をどんどん調べたくなるし、
知れば知るほど、さらに推したくなる。

情報も経験も、自分で取りにいくことで価値が増す。そんな感じが心地いいのかもしれません。


今後のアクションと、ちょっとした決意

独立系FPとの個別相談へ

次は、独立系のFP(ファイナンシャルプランナー)に相談して、
もっと俯瞰的に「お金全体の流れ」や「将来設計」について話を聞いてみたいと思っています。

知識はついてきたけど、まだまだ“ひとりで判断するのが不安な部分”もあるので。

来年以降の保険と貯金のバランスを整えたい

今年は保険にまつわる支払いを一旦整えて、今後のバランスを見直していく予定です。
無理なく、でも少しずつ将来の自分に投資していく。そのバランスを見つけたいです。

FIREは「自分で考えて、選んでいく」旅

私にとってFIREは、「仕事をやめてのんびり暮らす」ことが目的じゃなくて、
「選べる人生を増やすこと」が大事だと感じています。

働き方、住む場所、付き合う人、使う時間。
どれも“自分で選べる”ことが豊かさだと思うから。


さいごに

お金のことを学んで、行動して、振り返ってみて思うのは、
「知らなかった自分を責めるよりも、学んで動いた自分を褒めたい」ってこと。

完璧じゃなくていい。失敗してもいい。
でも、知ったからこそできる選択肢が増えていく。

そんな風に、私はこれからも自分のお金と向き合っていこうと思います。


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